不動産投資は難しい?それとも簡単?

先日、友人に不動産投資の本を出すことになったことを報告した際にその友人がこんなことを言っていました。
「不動産投資も興味がないわけじゃないけど、かなり難しいんじゃないの?
ちょっと、自分にはムリかなあ。」
この友人と同じように不動産投資については難しいというイメージを持たれている方が多いんじゃないでしょうか。
そこで、今回はそのあたりのことについて私なりの考えをお話させて頂きたいと思います。

まず、結論から言いますと不動産投資は難しいと思います。
しっかりと成果を出そうと思えば、不動産自体についてはもちろんのこと、その関連法規や税務に関することまで、幅広く勉強する必要がありますので。
しかし、それはあくまで不動産投資をそれ単体で考えた場合の話です。
他のメジャーな投資手段、たとえば株式投資やFXなどといったものと比較すれば、不動産投資は随分と簡単な方だと思います

本屋さんで、ちょっと、しっかりした感じの本をチェックしてもらえば、わかると思うのですが、株式投資やFXで勝つために勉強すべきことと言うのは、かなり難しいです。
たとえば、テクニカル分析だとかファンダメンタル分析だとかいったことを勉強しなければならないんですが、そういったことというのは本を一度や二度読んだくらいでは、何を書いているのか、さっぱり、わからないという方がほとんどだと思います。

そして、そういった難しい内容を、何度も本を読み返したりしながら、ようやく理解できたとしても、やはり、実際の投資で勝ち続けることは簡単ではありません。
しっかりと勉強してきた人の中だけで考えても、その大半がトータルで見れば赤字になっているというのが実情ではないでしょうか。
(株式投資やFXで勝っている人の割合は結構、高そうに思えるかもしれませんが、それは完全な誤解です。
勝っている人は自分が投資をしていることを周囲の人に話しますが、負けている人は自分が投資をしていることを周囲の人に話さないため、勝っている人の割合が高そうに感じるだけです。)

しかし、不動産投資であれば私の実感値として、全体で言えば80%ぐらいの人が、さらに、そこそこ勉強している人の中だけで言えば90%ぐらいの人が、最終的に黒字で投資を終えることができていると思います。
それぐらい、不動産投資は他の投資と比較すれば、かなり簡単な方であるということです。

もちろん、不動産投資には他の投資とは比べものにならないくらい、やるべきことが多くて面倒くさいといったデメリットもありますので、単純に、どちらがおすすめといったことを言うことはできません。
しかり、少なくても簡単さ=勉強のしやすさ・勝ちやすさという点を重視する方にとっては、かなり有望な投資手段であることは間違いないと思います。
以上、ご参考までに。